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無形文化遺産

芸能(民族音楽・ダンス・劇など)、伝承、社会的慣習、儀式、祭礼、伝統工芸技術、文化空間などが対象である。有形の文化遺産については既に1972年に採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)により、世界遺産をリストアップするなどの保護の枠組みが整えられていたが、無形文化遺産についてはその枠組みで保護することが難しいため、新たな枠組みが作られた。無形文化遺産保護条約は、締約国が30か国に達した時点から3か月後に発効する規定となっており、採択されてから約3年後の2006年4月20日に発効した。

ユネスコでは、無形文化遺産保護条約の発効に先立ち、人類の口承及び無形遺産の傑作を讃えるとともに、その継承と発展を図ることを目的として、ユネスコの基準を満たすものを、隔年で「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」(傑作宣言)として発表していた。第1回の宣言は2001年に、第2回の宣言は2003年に、第3回の宣言は2005年に行なわれ、それぞれ19件、28件、43件が傑作宣言されている。これらは無形文化遺産保護条約の発効後は代表一覧表に統合されることとされており、条約発効後の2006年以降傑作宣言は行われていない。

2007年9月には、代表一覧表や「緊急に保護する必要のある無形文化遺産の一覧表(危機一覧表)」などの作成について協議する、ユネスコの第2回政府間委員会が日本で開催された。この委員会では、第1回の一覧表作成を、2009年9月に行うことで各国政府代表が合意した。2008年6月に開催されたユネスコ総会で正式に決定された。なお、代表一覧表への各締約国の提案提出期限については、第1回は2008年9月末となっている。ちなみに、危機一覧表は2009年3月15日である。第2回目以降は、代表一覧表への提出期限は毎年8月末とされている。

同条約においては、無形文化遺産の重要性についての意識を向上させるために、ユネスコ内に設置された無形文化遺産保護に関する政府間委員会によって、人類の無形文化遺産の代表的な一覧表(Representative List of the Intangible Cultural Heritage of Humanity)を作成することとされている(第16条)。また、条約採択前に人類の口承及び無形遺産の傑作 (Masterpieces of the Oral and Intangible Heritage of Humanity)として宣言されたものは、一覧表に記載されることになっている(第31条)。一般には、この一覧表に掲載される無形文化遺産を、世界無形遺産や世界無形文化遺産といった俗称で呼ぶこともある。

2008年6月に開催された締約国総会で採択された運用指示書に、代表一覧表に記載される基準やタイムテーブルが示されている。それによれば、2009年9月に開催予定の政府間委員会で第1回の代表一覧表が作成され、その後毎年更新されていく予定である。代表一覧表は、各締約国から提出される個別提案案件を、政府間委員会に設けられる補助機関が審査し、その後、政府間委員会が最終的に評価・決定することによって作成される。なお、世界遺産とは異なり厳格な価値の評価基準はない。

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
無形文化遺産について調べてみました。


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2009年11月 9日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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